世界のチーズ

今日はアコーディオンレッスン。どうでもいいことだが大阪の天満橋駅から教室までの道中に不思議な店がある。
ケーキ屋のような店構えに牛と山羊がにこにこ食卓を囲んでいるかのような奇抜な配色の看板、近付いてよく見ると「世界チーズ商会株式会社」と書かれているではないか。牛と山羊のほほえみに空虚さを感ぜずにはいられない。そして憎いことに常にCLOSEなので、潜入調査もできず、今日ではすっかりその奇異さも目になじみつつあった。
しかし今日、教室の奥さんとフランスがらみで話していて、あのチーズの店の長がフランスに詳しいから訪ねてみるといい、とアドバイスを受けた。えっあの店機能しているのですか？と聞くと、土日以外は開いており、店主が世界を渡り歩いて、時には農業にも従事して、選んだチーズが売られているとのことだ。
ついでに奥さんがそこのチーズとワインを出してくれたが、これがおいしい。乳成分濃厚なのだが、オレンジピールやらナッツ類やらレーズンやらが混入されていて、くさみなく旨い。よくよく聞けばアコーディオンの先生も会員カードなどを所持していて、家族でファンだそうな。世の奇妙　陽光照らせば何ごともなし。　
こんど有休を取ってチーズ試食してみよう。おいしかったチーズ占いでフランスの滞在先を決めるのもいいね。

オンラインショップもあるようす
http://www.sekai-cheese.co.jp/index.htm