社会見学

1年半ぶりに、おつとめをはじめた。派遣先は大手外資系とあって見るものすべてが新しくて驚くことばかり。

まず教育プログラムがかなり合理的。 誰ぞに説明されなくても、すべてパソひとつで自習できてしまい、マイトレーニングプロンに沿ってひたすらテキストを読んで「Get Credit」ボタンを押すことが今週の業務のすべてだった。こりゃ睡眠欲も食欲も旺盛になって仕方あるまい。今日も社内カフェで菓子を3度も買って、社内休憩室のベッドで仮眠をとるしまつ。ニキビができた。

オフィスに入る際は、カードをかざしてドアを開ける。例のアレだ。でもカードの電磁波的な秘密よりも、内蔵ゴムによってカードを遠くまでしゅるしゅる伸ばせる仕組みのほうがカッコイイ。 不思議なことにそれぞれのコロニーごと「カードを首にかける」「腰に備えつける」という流行があるようで、私も「首にかけるなんてださいぜ」風潮に習ったら早速置き忘れて外に出てしまい、妖怪のごとく「もし、社員の方」と通り行く人に声をかける羽目になった。愚かなり。

会社に生息する年齢層を見るとなんとなく会社の福利厚生とか人事とかわかるものだけど、今回は「おじさん」だけでなく「おばさん」層が厚いことから、もろもろ良い会社なんだろうと思う。