年齢のとなえ方

sonnakonna2009-02-17

無事に誕生日を迎えて32歳となった。
今年は本厄ということで厄払いをしようと、元旦から行きつけの下鴨神社の祈祷料を調べて5千円と聞いて尻込みしてみたり、せっかく本殿に入れるのだからと天気にこだわったてみたりと、うだうだしている内に2月になったのでようやく腰をあげたのだが、なんと祈祷料は1万円と倍になっていた。
厄年で用いられる「数え年」とは、お正月に皆一斉に1歳加算されるシステムなので、その時期(正月〜節分)はキャンペーン価格5千円だが普段は一万円とのこと。あと10日早ければ…後悔先に立たず。
結局は神社でもうだうだした揚句中止にしてただ詣でをしてきた。この生活レベルで1万円とは祈祷マニアというか偏っている気がしたのだ。

それでなんとなく年齢について調べたところ、年齢の数え方はなんと法律で定められているという。明治末期まで数え年(生まれたときが1歳で正月に一斉に1歳ずつ加算システム)が使用されてていたのだが、明治の「年齢計算ニ関スル法律」で満年齢に統一するように定め、それでも一般には浸透しなくて配給やらきちんとするためにも、戦後「年齢のとなえ方に関する法律」を定め、改めて国民に満年齢を推奨し、行政に義務付けたという。これによると満年齢とは誕生日の前日の24時(すなわち当日の0時)をもって加齢するというシステムらしい。だから4月1日生まれは3月31日時点で加齢するということで前年度の皆さんとともに小学校入学となるわけです。なるほど。