卒業

夏だから沢山の学生が来ていて、私のクラスは15人もいる。

エクアドル人の団体、スペイン人、ブラジル人、イタリア人、スイス人、ロシア人と国際色豊かだが、今はスペイン語圏の台頭期。
スペイン語は、舌先で転がり、ちょっと鼻にかかった猫っぽさも兼ね備える感じ。さまざまな単語がフランス語と似ているようで、おしゃべりは得意だが、書くのは苦手、という人が多い。単語は遠くかけ離れ、表意文字を見て理解する日本人と真逆だ。

そんなわけでエクアドル人に色々教えてもらったり、逆にせがまれて日本語を教えたり交信していたのだが、明日エクアドルチームは旅立つので、なんとなく寂しい。彼女らは16-17歳。メールを交換した、でも過ぎる季節に流されて会えないことも、知っている〜♪(斉藤由貴「卒業」)