花見アルバム

ぽかぽか陽気のなか、自転車でぐるり、桜めぐりに出かけました。


まずは桜満開の上賀茂神社へ。バザー、コンサートに結婚式も行われてたけど雑多さを感じさせぬ清浄な神域でした。
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賀茂川沿いの桜のトンネルをぬけて「はせがわ」でハンバーグ弁当を入手。
おいしさと立地ゆえにいつも混み合って大概30-40分待つのだが、今回は賢く電話予約をしたためスムーズなり。
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御所は桃苑にて弁当をいただきました。境界線を心得ぬハトを脅しながらなので、あまり気が休まらなかったが。桃は散り気味、桜は見ごろ過ぎ。
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丸太町を東へ、岡崎の疎水は天国への入り口のような満開ぶりですわ。
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観光地・平安神宮エリアには立ち入らず、金戒光明寺(黒谷さん)へ。黒くてどっしりとした三門が桜に映えます。澄んだ空と桜のもと平安神宮の鳥居や京都タワーなどの眺望が広がり、墓地の骨をうらやましく感じました。
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それから真如堂へ。「もみぢの」と枕詞がつくだけあって桜はさほど多くはないけど、比例して観光人も少なくてゆったりできます。観光に来ていたオーストラリア人と雑談を交わし時が流れました。鼻持ちならないことですが、外国人と接するとき英語ではなく仏語を口にしてしまいます。


サァ、帰りは疎水を北上。哲学の道の疎水の下流にあたる北白川も下鴨でも、もふぁもふぁと咲いていました(桜の咲く様子を擬態語にするならば、私は「もふぁー」だと思う)。
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噂の「銀月アパートメント」の枝垂桜はアパートの白壁を紅色に染めていました。二人乗り原チャリが、パトカーに追われて猛スピードで目の前をすり抜けて行き、紅色の中で戦慄とほのぼのが交差したひとときでした。
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京都に住んで早9年あまり。越す前におなじみの桜に会えてよかったなー。
さまざまのこと思い出す桜かな(芭蕉