青タン讃歌

太ももにすばらしい青タンを見つけた。
すでに末期にさしかかり、大きさといい色といい、痛そうな感じがよく出ていて、それでいてはんなり上品で、百科事典の見本となりえる素晴しさである。

ハテ、ダメージなど受けたかしら?と小首をかしげていたら、気功の先生が興味深いことを教えてくれた。

からだはこれまでに受けた痛みを覚えている。そして、春のように暖かくなり骨盤がひらく時期に、その潜伏の痛みを症状として小出しするそうな。その人が耐えうるくらいのレベルを徐々に。だから春は身に覚えない打撲ができたり、背中や腰が何故か痛くなったりするのだという。

いつかどこかで受けた痛みが、いまここに青タンとなって参上!
イソップ童話のような奇怪さ&愉快さをのせて、我が青タンはさらに鈍く輝いている。