秋のラジオ体操

朝が爽やかになってきたので、ベランダでラジオ体操を始めた。
CDのおかげで6:30といわず起きた時刻に好きなようにできる。
10年ほど前までは、ラジオ体操を聞けばふっと小学生の夏休みを体感できたが今はもうそれはない。
ラジオ体操にはたくさんの思い出があるけど(ゴリラポーズの恥とか、センター試験直前に目覚ましに使ったこととか、京都御所でラジオ体操をしようと友と誓うも暑くて叶わなかったこととか、会社の朝礼で何故か英語版レィディオ・タイソーを毎日したニヤニヤ感とか)、そんなことも彷彿としない。
ただ、今のことだけ。空の糸雲やら眼下の崖の栗の木やらを目に映しながら、セミを聞きながら、寝起きのこちこちのからだが伸びるのが、体に風を通すようで心地よい。
歌もすがすがしい。ソレ 一 二 三!



新しい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大空仰げ ラジオの声に 健やかな胸を この薫る風に開けよ ソレ 一 二 三!