宵あそび

サントリー 角瓶 40° 700mlツレの海外出張が続き、秋の夜長を山中ひとりで過ごすことが多い。
虫の音を聞きながらの読書やクラゲごっこもいいけれど、最近の流行はバーごっこだ。
新しいお家には、何故かカウンターキッチンに妖しい間接照明がついているので、そこに座ってお酒を飲む。お酒はビールではなくハイボールとか適当につくったカクテルで、しゃらくさく氷をカラカラ鳴らしてはザ・大人気分に酔うのです。
またまた何故かゆうせんまでついているので、適当にチャンネルをいじれば、「クラブ待宵草」にも「居酒屋小春」にも七変化しよう。最終的には無音がよくなって、ちゃぶ台席に移動して三日月と虫の音とごろごろり。なんとも楽しい。

しかしまだ晩酌習慣に慣れないのか、お酒を少量飲んで寝ると夜中に足に起こされてしまう。足が「駆け出したいよう!」と騒ぎだして、そのとてつもない衝動に目を覚ますのだ。なんじゃこりゃー。それで仕方なく足を自転車風にぐるぐる宙にまわして、また寝る。