近江屋K

本日は坂本龍馬の命日、せっかく京都にいるので近江屋趾に赴く。新暦だと12月ときくが、そこはこらえて、職場の鞍馬口から繁華街河原町までの5kmの道中をスタコラサ。

しかし河原町はすっかり面変わりしていて、モスドや屋台村や何やらかんやら、石碑はどこへやら。新店舗の樹海に溺れてうろうろ彷徨い、血迷いの果てにはモスドのビラ巻き娘(高校生)に「このへんに石碑があったと思うのですが」と聞く始末であった。返された苦笑いに気力も果て帰る途中でようやくみつけた。「坂本龍馬 中岡慎太郎 遭難の地」。六角通より南であったか。

以前は石碑だけがひっそりあって、命日には小さな龍馬人形が乗っていて、ニヤリを禁じ得なかったものだが、今では歴史解説板なども設置され重厚な趣き。後方のサークルKに入れば、手作り龍馬コーナーもあり、レジのモジャ頭アルバイト君の目を気にしなければ、往時に思いを馳せることもできるだろう。実はKの南隣が真の近江屋跡地らしいけど、そこはこらえて、シャモ(焼き鳥)を買って神戸軍艦操練所方面に帰った。遠い。
(手作り龍馬コーナー)