ふみの日

文月のふみの日に暑中見舞をかいてみる。

紙代わりに用いるのは郵便局の木としておなじみ「タラヨウ」の葉。この葉の裏に傷をつけると黒く変色するので、戦国時代に文を書いて情報のやりとりをしたとか、葉書の語源になったとか。<方法>
1.タラヨウの葉を採取。クモの巣やセミの抜け殻をとる。
2.シャープペンの芯を出さない状態で葉の裏に字を書く。小回りのきく爪楊枝の方が適していた。
2.そのままでも送れるという噂だが、損傷を避けるため透明袋に入れて送る。透明袋は定型外となり送料は120円。<結果>
宛先にちゃんと届き、文字も判読可能だったようだが、その様子については「グリーンなのにさわやかさゼロ」との評価であった。<考察>
一晩寝かせて24日に発送したのがまずかったか。戦国時代なら乾燥具合で経過時間をよみとれるし、何より鬼気迫るものがあって適していたのだろうが、暑中見舞に鬼気は、まずいらない。次回は乾燥しない近距離で実験してみる。