町家でヤムヤム展示会

結婚披露宴でお子様ランドをつくってくれた、旅一家ヤムヤムが京都の町家で展示会をするというので、最終日に京都・岡崎にやってきた。
会場となった町家ギャラリー「メトロポリタン福寿創」はかつてはゲストハウスで、私の友人の友人が経営していることから、ヤム上洛の際に「動物園近く獣の鳴き声が聞こえる宿」として紹介した記憶がうっすらあるが、ご縁が続いていたなんて素敵なことだ。
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町家の入口に怪しげな予感…お雛様がお出迎え。手作り市以来2度目の上洛で、その時はにわか雨でビニルシートに包まれていた。京都に縁のあるお雛様だ。
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[:W200:left]中の四畳半には四畳半双六が。
もうすぐ5歳になる野乃ちゃんの、誕生1周年記念に作られたもので、誕生から二足歩行まで進化の道のりがゆかいに描かれている。今回展示だから作り直したのかと思いきや、そんなしゃらくさいことはしないのがヤムヤム。いつぞや晩秋に泊まりに行ったとき断熱材として布団の下に敷かせてもらったままのものなである。暮らしの楽しみというのは本来こういうことだとハッとさせられる(大げさだが)。
子連れのお客さんが「うちの子も、うんげーうんげーって言ってたな」と共感していた。

2階はヤムヤム旅新聞がカテゴリ別に掲示されていた。創刊号東北編は「神のちからっ子新聞」をオマージュしたそうで郷土の匂がして力強く、最新号北海道編は暮らしの手帖のように涼やかにつづられていた。子供と作ったのかダンボール版もあったりと、ひとつのフォームにとらわれず自由で楽しく作っていることに、またハッとさせられる。
縁側には坪庭の石に向けて水鉄砲が常備されていたが、そんな感じのちょっと遊べる展示会だった。9月、とかちツアーの旅新聞を傍らに訪れるのが楽しみ。



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