緩和と緊張

まず目を閉じてまわりの音を聞いてみましょう どんな音が聞こえますか?
それからゆっくり自分の内側を意識を向けてみましょう 呼吸はどうですか?
自分のからだの声は自分にしか聞こえません
ポーズのなかで自分の心地よい場所をみつけてみましょう
やすみたくなったらやすんでかまいません


六甲の「コベヨガ」でヨガの体験レッスンを受けた。
久々ゆえ思うように心地よく伸ばせなかったけど、普段意識しないソケイ部を伸ばしたりして体のこわばりもとれたし、合理性至上主義の気持ちもほぐれた。
地下のコンクリート打ちっぱなしの「モダンな」スタジオでは、深呼吸をするとほのかなカビ臭がして、小学校のプールの更衣室を思わせるけれど---もう梅雨だ。 ともあれ根性系ジムではなく、以前に通っていた京都北山「Nadi」のようなヨガスタジオにして正解だ。


ところでこの辺は組の本拠地。長身の同僚いわく、長めの傘を持ってこの辺を闊歩していたところ、いかつい二人組に懐中電灯で照らされ「ちがう、傘や!」といずこへか報告されたとか、抗争時代には火炎瓶もよく飛び交ったとか。―――外側に過剰なる意識を払い足早に帰路についた。